危険な同居生活
真菜side


何かめぐと海斗くん道の真ん中でキスしてたし…。


私は気づいてないフリをした。


『真菜、俺たちも付き合ってるんだからキスしようぜ?』


ニヤリと笑う潤。


「うぅ…。あ、マンション着いたよー行こう?」


話を逸らす私。


だって…恥ずかしいじゃん?


潤の事好きだけど…外でキスはね…。


ま、何回も潤にキスされた事あるけどさぁ…。


付き合い始めてからはキスしてないんだよね。


私たち4人はマンションに入りエレベーターに乗る。



『ねぇー。真菜って金持ちだけど…真菜の親何やってるの?』


そう聞いて来たのはめぐ。


「んー。お母さんがreyって女優で、お父さんが何か高級ホテルを何個か経営してるよ」


私はそう言う。


お母さんはreyという名で女優をやってるの。


たしか前に潤にも言ったような…。


『えっ!?あのrey?』


めぐは驚いてる。


当たり前だけどね。


「そうだよ…」


『へー。真菜ちゃんの両親すごいね』


海斗くんも言う。



潤はPSPを夢中でやってた。

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