わたしたち、別れます。
「おはよ…」
「じゃあね金納くん!!」
「また明日な…」
「付き合ってください!!」
「ごめん、今は無理…」
「勉強教えて!」
「…無理」
「夏休み、一緒に遊んで!」
「ごめん、忙しいわ」
「付き合ってください」
「ごめん無理」
クリスマスまで待って、と自分で言っておいて、結局何回もあたってくだけた。
結果、クリスマスイブ。学校最後の日。
「大好き!付き合って!」
「いいよ」
「…えっ??えっ????」
アタックを始めて早2ヶ月ちょっと。意外にあっさりと私の告白は受理された。
「いいの、、?」
「いいっていってるだろ」
嬉しいという気持ちよりも、なんで?という気持ちが大きかった。
「私のこと、好き…?」
「うん」
「好きって言って」
「好きだよ」
ほんのり頬を染めてそっぽを向いた慶斗の言っていることが嘘だとは思えなかった。はじまて嬉しさでいっぱいになって、その場で抱きついてしまった。
慶斗は、照れながらも優しく私を抱きしめ返してくれた。
私をすっぽり包んだ彼の大きな身体。甘くとろけるようなキス。
全ての初めてを、慶斗に捧げた。
幸せだった。
それからしばらくは、私たちはたしかに愛し合っていたのだから。
「じゃあね金納くん!!」
「また明日な…」
「付き合ってください!!」
「ごめん、今は無理…」
「勉強教えて!」
「…無理」
「夏休み、一緒に遊んで!」
「ごめん、忙しいわ」
「付き合ってください」
「ごめん無理」
クリスマスまで待って、と自分で言っておいて、結局何回もあたってくだけた。
結果、クリスマスイブ。学校最後の日。
「大好き!付き合って!」
「いいよ」
「…えっ??えっ????」
アタックを始めて早2ヶ月ちょっと。意外にあっさりと私の告白は受理された。
「いいの、、?」
「いいっていってるだろ」
嬉しいという気持ちよりも、なんで?という気持ちが大きかった。
「私のこと、好き…?」
「うん」
「好きって言って」
「好きだよ」
ほんのり頬を染めてそっぽを向いた慶斗の言っていることが嘘だとは思えなかった。はじまて嬉しさでいっぱいになって、その場で抱きついてしまった。
慶斗は、照れながらも優しく私を抱きしめ返してくれた。
私をすっぽり包んだ彼の大きな身体。甘くとろけるようなキス。
全ての初めてを、慶斗に捧げた。
幸せだった。
それからしばらくは、私たちはたしかに愛し合っていたのだから。