妄想爆裂・ギルガメシュ叙事詩(神殿聖娼・シャムハト)
シャムハト姉さんの頭の中は、
もんもん、
アダルトビデオの棚状態になっております。

ギルガメシュ王は、
簡単にハニートラップっていうけどさ、
あいつの好みがわからなければ、
どんなトラップ、仕掛けたらいいのか、わからないじゃん。

なんか、怒りがこみあげてきます。
王は金出さず、人件費安くあげようとして、
仕事を丸投げしてさ、ズリィ奴だよ。

シャムハト姉さんは、普段は吸わないたばこを、スパスパ吸って、ビールの入った壺をあおります。

難題を押し付けられた、中間管理職って気分。
現場は嫌がるしさ・・・
くそったれが・・

ストレスで、やさぐれモードに、なっております。

シャムハト姉さんは、たばこの火を、灰皿に力をこめて、ねじって消しました。
あいつの性的指向
(セクシャルオリエンテーション)を、さぐらなくてはならない。

もっと、接近して、予備実験が必要だ。

私がやるしか・・ない!!!!!
ビールを飲み干し、げぷっと息を吐いて、
近くにいた侍女に命じました。

「もう一回、狩人を呼んで!!」
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