妄想爆裂・ギルガメシュ叙事詩(神殿聖娼・シャムハト)

シーン・その6・その後

<シーン・その6・その後>
ウルクの街に入ると、
ギルガメシュ王とエンキドゥ君が、出合います。

なんと、初夜権行使する家が、
その場所だったとか?
当然のごとく、二人は雄牛のごとく戦い、激闘が長時間続きました。

決着がつかず、
ギルガメシュ王とエンキドゥ君は、仲良しになっちゃいました。

ありゃ?
これって、ライバルと決闘した後、お互いをたたえ合い、
お友達になるという、
少年漫画の定番ではないですか?

古代メソポタミアの時代でも、
戦う×ライバル=友情という
方程式が存在していたのです。

独裁者は孤独で、
同じ力を持つ友が、欲しかったのですね。

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