どっぷり愛して~イケメン社長と秘密の残業~
「愛してる。万由」
「もう……離れたくない」
「ああ、俺も……離れたくない」
穏やかな表情とは裏腹な圭史さんの激しい動きに、心も体も悲鳴を上げていた。
大好き。
大好き。
こんなに大好きな人に愛される喜び。
知らなかった。
愛ってすごいんだね。
守りたいって思うんだね。
こんなに素敵な人にプロポーズされたんだ…私。
幸せの絶頂を迎え、私の震える体を圭史さんが抱き寄せた。
腕枕され、ベッドの上で圭史さんに甘えた。
圭史さんの鍛えられた胸の上に手を乗せ、横顔を見つめる。
「奥さんになれるんだ、私」
「毎日襲ってやるからな」
「圭史さんのエッチ」
世界一の夜景。
そのまま私は、圭史さんと絡まるように抱き合いながら眠った。
こんな幸せなクリスマスイブ、一生忘れない。
夢の中でも、私達はずっとくっついていた。