どっぷり愛して~イケメン社長と秘密の残業~
Love36 結婚式 ~END~
Love.36 結婚式
見上げた空には雲ひとつなく、澄んだ青空が広がっている。
波の音が心地よく、目を閉じると木々の葉の音も聞こえる。
「やっと、だな。待たせてごめん」
真っ白なタキシードを着た大好きな人が、私の手を引く。
「ううん、ありがと。やっとここまで来たね」
30分前、私と圭史さんは結婚式を終えた。
「キス、長かったね」
「そう?もっと長くキスしていたかったけどな」
派手な結婚披露宴を避けた私達は、ハワイでの結婚式を選んだ。
家族と親友、本当に大切な人だけのこじんまりした結婚式と、パーティー。
同じ職場ということもあり、同じ時期に休みを取るのはどうかと、吉岡先輩達には日本でのパーティーを企画してもらっていたんだけど……。
「吉岡と佐竹、泣いてたな」
「うん。嬉しいね」
社長命令で、休みを取って参列してくれたのだ。
予定していた秋には出来ず、次の年の春。
ちょうど、圭史さんと付き合うようになって2年。
クリスマスにプロポーズしてくれて、そこからいろいろあって、今に至る。
見上げた空には雲ひとつなく、澄んだ青空が広がっている。
波の音が心地よく、目を閉じると木々の葉の音も聞こえる。
「やっと、だな。待たせてごめん」
真っ白なタキシードを着た大好きな人が、私の手を引く。
「ううん、ありがと。やっとここまで来たね」
30分前、私と圭史さんは結婚式を終えた。
「キス、長かったね」
「そう?もっと長くキスしていたかったけどな」
派手な結婚披露宴を避けた私達は、ハワイでの結婚式を選んだ。
家族と親友、本当に大切な人だけのこじんまりした結婚式と、パーティー。
同じ職場ということもあり、同じ時期に休みを取るのはどうかと、吉岡先輩達には日本でのパーティーを企画してもらっていたんだけど……。
「吉岡と佐竹、泣いてたな」
「うん。嬉しいね」
社長命令で、休みを取って参列してくれたのだ。
予定していた秋には出来ず、次の年の春。
ちょうど、圭史さんと付き合うようになって2年。
クリスマスにプロポーズしてくれて、そこからいろいろあって、今に至る。