どっぷり愛して~イケメン社長と秘密の残業~
ねぇ、圭史さん。
私はこんなにもあなたを好きになって、あなたのことで頭がいっぱい。
でも、圭史さんには大事なものがいっぱいあって、私は頭の中にほんの少ししかいない。
この差が、これからじわじわと出てくると思う。
私のことが重荷になったり、私も悲観的になったりして、傷つけあったりするかもしれないよ。
未来のことなんて誰にもわからないけど、毎日考えちゃうの。
別れるときのこと。
別れて私が仕事を辞めれば、私達はもう会うこともない。
幸せなのに、どうしてだろうね。
身分違いの恋をしちゃったからにはこれくらいの悩みは我慢しなきゃいけないよね。
早く会いたい。
抱きしめてほしい。
大丈夫だよってキスして、圭史さん。