どっぷり愛して~イケメン社長と秘密の残業~
「泣きたいのにさ、万由のおっきいおっぱいが俺の顔にくっついてくるんだよ」
「もう~」
笑顔になった圭史さんは、私の胸をそっと両手で包んだ。
「ありがと。もう、万由に夢中だよ、俺」
ブラウスのボタンをゆっくり外す圭史さんの目は、笑ってるけど少し潤んで見えた。
照れ屋の圭史さんだから、恥ずかしくてエッチなこと言っちゃうだけかもしれない。
甘えていいよ。
私の前では、強くなくていいよ。
「やばい、万由の匂い嗅いでたら、もう我慢できない」
胸のふくらんだ部分を両手で揉まれ、私の体はすぐに熱くなる。
ブラのワイヤー部分に舌を這わせる。
「ん……あっ」
「なあ、万由のここ、俺好き」
そう言って、上目遣いで私を見つめる。
「今日は、ご褒美あげるね。約束してたから
ソファの下に膝で座り、寝転んだ圭史さんのズボンへと手を伸ばす。
「万由、気持ち、いい……」
目を閉じた圭史さんの顔は、とても綺麗。
好きな人の気持ち良さそうな顔。
時々目を開け、私の頭に触れた。
「それ以上、だめ」
我慢しきれなくなった圭史さんが今度は私を床に押し倒した。
「今度は俺の番」
強引に下着を脱がされ、ドSな圭史さんが私の上に覆いかぶさる。
「万由、大好き」
「私も……圭史さん大好きです」
たくさんキスをして、愛を伝えてくれて。
私もその愛を受け止め、ちゃんと愛を返したい。
私達、体だけじゃなく……
心もひとつになれたよね。
窓の外に広がる夜景と、圭史さんの熱い顔を忘れることはない。
ちゃんと、言いたいこと言えた。
気になっていたことも聞けた。
今日は、私たちにとって特別な夜……