ありがとう。
「はぁ~!!!疲れた!!はよ帰ろっ。」
もうすぐ卒業式を控えた私達5人は,先生のマヌケな事故のせいで,社会科資料室の掃除をしていた。
「でもさぁ,バスケの着地失敗して骨折って有り得んくない?」
「ほんまソレっ!!」
私達は事故の理由を笑いながら帰ろうとしてた。
「なぁなっ!!恭咲好きな人とかおらんの?」
「ふあっ!!?」
「おるんやろっ?!吐けっ!!」
そう言う他愛の無い話しをしながら小さい声で教えた。
…そこにおる吉岡…
今思うと教えたのが間違いだと今になって後悔している自分がいた。
「えー!!なんけ!!岡本の好きな人オレらも教えろや。」
「あのなー…「菜水ちゃんっ!!ハズいから止めて///」ええやん,ええやん。」