記憶の花火〜俺が暴いてやるよ、欲望にまみれた秘密を〜
あれは、高校の体育の授業の時だった。
更衣室の中で、着替える間の女子の会話は、いつもありきたりだ。
誰の胸が大きいだの、キスマークがついてるだの、そこから、互いの恋愛の話をしながら、短い着替えの時間を、楽しんでいた。
その時、一つ年上の先輩と付き合っていた結衣は、身につける下着に、気を配っていた。
勿論、初めて付き合った人で、初めて体を許した人だった。
初めての恋人に、夢中だった結衣は、先輩の好みに合わせて、以前よりも、大人っぽいレースの下着や、色も黒など少しセクシーな物を、身につけるようにしていた。
「結衣の下着、すっごいセクシー」
同じクラスの夏美が、体のラインを、下着の上からなぞるような視線で、結衣を見た。
その日、身につけていたのは、フロントホックのレースと小さな薔薇の花がついた、お気に入りのブランドの新作だった。
「おまけに、右胸のキスマーク、見てて照れちゃうじゃん」
夏美が、結衣の胸のキスマークを指した。
「ほんとだ。先輩もさぞかし興奮しちゃうんじゃない?」
玲子が、楽しげに唇を持ち上げた。
「そういえば、玲子も彼氏できたんだよね?」
「あ、そうなの。5歳年上でね、とにかく大人なんだ」
「5歳上とか社会人?さすが、玲子」
夏美の言葉に、玲子が照れた様子で笑った。
更衣室の中で、着替える間の女子の会話は、いつもありきたりだ。
誰の胸が大きいだの、キスマークがついてるだの、そこから、互いの恋愛の話をしながら、短い着替えの時間を、楽しんでいた。
その時、一つ年上の先輩と付き合っていた結衣は、身につける下着に、気を配っていた。
勿論、初めて付き合った人で、初めて体を許した人だった。
初めての恋人に、夢中だった結衣は、先輩の好みに合わせて、以前よりも、大人っぽいレースの下着や、色も黒など少しセクシーな物を、身につけるようにしていた。
「結衣の下着、すっごいセクシー」
同じクラスの夏美が、体のラインを、下着の上からなぞるような視線で、結衣を見た。
その日、身につけていたのは、フロントホックのレースと小さな薔薇の花がついた、お気に入りのブランドの新作だった。
「おまけに、右胸のキスマーク、見てて照れちゃうじゃん」
夏美が、結衣の胸のキスマークを指した。
「ほんとだ。先輩もさぞかし興奮しちゃうんじゃない?」
玲子が、楽しげに唇を持ち上げた。
「そういえば、玲子も彼氏できたんだよね?」
「あ、そうなの。5歳年上でね、とにかく大人なんだ」
「5歳上とか社会人?さすが、玲子」
夏美の言葉に、玲子が照れた様子で笑った。