記憶の花火〜俺が暴いてやるよ、欲望にまみれた秘密を〜
家に戻ると、結衣は、戸棚に男から受け取った、紙袋を仕舞うと、すぐに、玲子にラインを入れた。
ちょうど、来週は、玲子の誕生日なのだ。誕生日と言っても、施設に保護された日なのだが、お互い誕生日とされる、その日だけは、二人で欠かさず、お祝いしていた。
『来週の玲子の誕生日、ケーキを、持っていくからお祝いしない?』
リビングの時計を見ると、時間はまだ17時、裕介は勤務中だ。
玲子からは、すぐに返事が帰ってきた。
『夜は予定があるんだけど、夕方までなら空いてるわ、ありがとう』
『じゃあ、また、お誕生日にね』
結衣は、スマホでメッセージを送信し終えると、冷蔵庫横のカレンダーを確認する。
玲子の誕生日、その日は、裕介は夜から出張の日だ。
結衣は思わず顔が綻ぶ。
さぁて、どんな誕生日になるのかしら。
ちょうど、来週は、玲子の誕生日なのだ。誕生日と言っても、施設に保護された日なのだが、お互い誕生日とされる、その日だけは、二人で欠かさず、お祝いしていた。
『来週の玲子の誕生日、ケーキを、持っていくからお祝いしない?』
リビングの時計を見ると、時間はまだ17時、裕介は勤務中だ。
玲子からは、すぐに返事が帰ってきた。
『夜は予定があるんだけど、夕方までなら空いてるわ、ありがとう』
『じゃあ、また、お誕生日にね』
結衣は、スマホでメッセージを送信し終えると、冷蔵庫横のカレンダーを確認する。
玲子の誕生日、その日は、裕介は夜から出張の日だ。
結衣は思わず顔が綻ぶ。
さぁて、どんな誕生日になるのかしら。