年下セフレはクールな部下
「ただいま。」

家に帰って玄関を見ると、夫の靴があった。

帰っているんだ。

靴を脱いで家に上がり、廊下を通ってリビングに行った。

夫は、テレビを観ていた。

「先、帰ってたんだ。」

「うん、お帰り。今日、残業だったの?」

夫は、私が純粋に仕事で遅くなったのだと思っているのだ。

「うん。企画書が終わらなくて。」

「無理すんなよ。」

私はキッチンに行き、水を飲んだ。


今日、夫以外の男に抱かれてきた。

三好君は、私の身体で満足してくれたようだ。

私も、久しぶりのセックスに、心が燃えた。

同じ呼吸で、感じる二人。

それを思い出すと、またセックスしたくなる。


「なあ、今度。」

「えっ!」

必要以上に驚く私に、夫は不思議がっている。
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