年下セフレはクールな部下
有無を言わさない完ぺきな態度。

今夜、彼に抱かれる?

そのドキドキ感が、今の私を包んでいた。


仕事が終わって、何気なく足が向いたのは、三好君のマンションだった。

玄関を開けると、三好君が迎えてくれた。

「やっぱり来たね。」

ゆっくりと玄関のドアが閉まると、私は三好君を抱きしめた。

「ヤりたいんでしょ。ヤれば?」

すると、三好君は私の唇を貪るように、自分の唇を重ねた。

「ただヤりたいだけじゃないよ。鈴音さんを満足させたい。」

私を抱きかかえて、ベッドに降ろすと、三好君は私を見降ろした。

「俺に抱かれてよかったって、気持ち良かったって、言わせたい。」

彼の舌が、私の肌を這う。

ああ、私やっぱり。

まだ女でいたい。
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