【続】*あたしの旦那サマはお医者さん*
「ウソつかないで!!


今日和麻の病院に電話したんだよ・・・」






そう。





あたしは和麻の病院に電話した。





「十時には病院出たんでしょ!!


今までなにしてたの?」





「・・・・・」





なにも言ってくれない和麻。





「もういいよ・・・」





あたしは寝室に向かった。







必死にそれを止めようとする和麻。





「柚!!


俺柚が想像してることとかなんにも無いから!!」





「じゃあなんでこんなに毎日、毎日帰りが遅いの?」





「柚。


落ち着いて話しよう。」





あたしの腕を掴んだ和麻。





「イヤ!!」




和麻の手を振りほどいた。





「柚希!!」





怒った和麻。





和麻があたしに怒るのは初めてだった。





「なんで話聞いてくれないの?」





「だって・・・

和麻、帰り、ヒクっ遅いし・・・


女の人、ヒクっ電話してくるしヒクっ」





「柚なに言ってるか分かんないよ。」





優しく抱きしめてくれる和麻。





「女の人電話してきたの・・・」

















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