【続】*あたしの旦那サマはお医者さん*
それを聞くと和麻は





あたしを抱きしめたまま携帯で電話を掛け始めた。





「もしもし?」





誰に掛けれるの?





浮気相手?





電話の人?





「あぁ俺だけど。


お前自宅に電話かけた?」





「はぁ!?


自宅には掛けんなっただろ!!


えっ? 今?」





和麻はそう言ってあたしに携帯を渡した。





あたしに浮気相手と話しろってこと?





あたしは涙目で和麻を睨んだ。




「大丈夫。」











< 15 / 38 >

この作品をシェア

pagetop