隣のブルーバード
ひとり残されたわたしは、なんとなく気持ちがもやもやして落ち着かなかった。
冷蔵庫から缶チューハイを取り出し、二階の自室に上がった。
カーテンを閉めようと窓に近づくと、裕生の部屋に明かりが灯っている。
ああ、まだ、こっちにいたんだ。
なんだか無性に彼と話がしたくなった。
わたしは窓を開け、裕生の名を呼んだ。
一瞬で冷たい空気が流れ込んでくる。
窓を開けた裕生も寒そうに顔をしかめた。
「話がしたいんだけど、いい?」
「そっちに行こうか」
「うん」
5分後。
「ごめん。忙しかった?」
「いや」
それだけ答えて、彼は家に上がってきた。
***
裕生にはソファーに座ってもらい、わたしは彼に渡す缶チューハイを冷蔵庫に取りに行った。
「見合いしないかって言われたんだ、今日」
「見合い?」
冷蔵庫から缶チューハイを取り出し、二階の自室に上がった。
カーテンを閉めようと窓に近づくと、裕生の部屋に明かりが灯っている。
ああ、まだ、こっちにいたんだ。
なんだか無性に彼と話がしたくなった。
わたしは窓を開け、裕生の名を呼んだ。
一瞬で冷たい空気が流れ込んでくる。
窓を開けた裕生も寒そうに顔をしかめた。
「話がしたいんだけど、いい?」
「そっちに行こうか」
「うん」
5分後。
「ごめん。忙しかった?」
「いや」
それだけ答えて、彼は家に上がってきた。
***
裕生にはソファーに座ってもらい、わたしは彼に渡す缶チューハイを冷蔵庫に取りに行った。
「見合いしないかって言われたんだ、今日」
「見合い?」