恋なんてしないと決めていたのに、冷徹御曹司に囲われ溺愛されました
11、彼と恋人になって……
「おはようございます」
絢斗に『美鈴が好きだよ』と告白された日、会社に出勤すると、エレベーターホールの前で木村くんに会った。
「おはよう」
私が彼に挨拶を返すと、絢斗と菊池さんもやってきて絢斗と目が合った。
優しく微笑む彼がすごく眩しい。
そんな絢斗を見てカーッと顔が熱くなる。
ああ、私、本当に絢斗と愛し合ったんだ。
改めて彼の顔を見て実感する。
「お、おはようございます」
絢斗と菊池さんに挨拶するが、言葉がつっかえた。
あ~、私ってどうしてスマートに振る舞えないんだろう。
基本的に他の社員に見られたら面倒だから絢斗と一緒には出勤しない。それは彼も理解を示してくれている。だが、さすがに今日は私の体調を心配して、社用車に乗るよう言われたが全力で拒否。彼が妥協案を出してタクシーで来た。
私の方が先に出たからちょっとだけ早く着いてしまったのだけど、エレベーターは一緒に乗ることになりそうだ。
絢斗に『美鈴が好きだよ』と告白された日、会社に出勤すると、エレベーターホールの前で木村くんに会った。
「おはよう」
私が彼に挨拶を返すと、絢斗と菊池さんもやってきて絢斗と目が合った。
優しく微笑む彼がすごく眩しい。
そんな絢斗を見てカーッと顔が熱くなる。
ああ、私、本当に絢斗と愛し合ったんだ。
改めて彼の顔を見て実感する。
「お、おはようございます」
絢斗と菊池さんに挨拶するが、言葉がつっかえた。
あ~、私ってどうしてスマートに振る舞えないんだろう。
基本的に他の社員に見られたら面倒だから絢斗と一緒には出勤しない。それは彼も理解を示してくれている。だが、さすがに今日は私の体調を心配して、社用車に乗るよう言われたが全力で拒否。彼が妥協案を出してタクシーで来た。
私の方が先に出たからちょっとだけ早く着いてしまったのだけど、エレベーターは一緒に乗ることになりそうだ。