恋なんてしないと決めていたのに、冷徹御曹司に囲われ溺愛されました
咲にチャットを打って確認すると、彼女は認めた。
【そう。エレベーターに乗ってて気づいたみたい】
彼女の返事が来ると同時に横でクスッと楽しげな笑い声が聞こえた。
居たたまれなくなって席を立ち、トイレに行って本当にキスマークがあるか鏡を見て確認すると、右の方に赤い痣のようなものがあった。
「これ……か」
痣を見て昨夜絢斗に愛された記憶が蘇る。
もう恥ずかしい〜。
でも、絢斗を責められないな。
昨夜の私たちは我を忘れて愛し合ったもの。
朝は絢斗に告白されたこともあってかなり夢見心地だったから気づかなかった。
でも、髪で隠せばなんとかなりそう。
エレベーターでこのキスマークに気づく木村くんって……女性との付き合いに相当慣れているのかもしれない。
木村くんモテるものね。
ハーッと息を吐いて心を落ち着けると、再びオフィスに戻って仕事をする。
【そう。エレベーターに乗ってて気づいたみたい】
彼女の返事が来ると同時に横でクスッと楽しげな笑い声が聞こえた。
居たたまれなくなって席を立ち、トイレに行って本当にキスマークがあるか鏡を見て確認すると、右の方に赤い痣のようなものがあった。
「これ……か」
痣を見て昨夜絢斗に愛された記憶が蘇る。
もう恥ずかしい〜。
でも、絢斗を責められないな。
昨夜の私たちは我を忘れて愛し合ったもの。
朝は絢斗に告白されたこともあってかなり夢見心地だったから気づかなかった。
でも、髪で隠せばなんとかなりそう。
エレベーターでこのキスマークに気づく木村くんって……女性との付き合いに相当慣れているのかもしれない。
木村くんモテるものね。
ハーッと息を吐いて心を落ち着けると、再びオフィスに戻って仕事をする。