恋なんてしないと決めていたのに、冷徹御曹司に囲われ溺愛されました
弟が満面の笑顔で返すが、ふたりのやり取りを傍で見ていてほっこりした。
三人で夕食を食べると、絢斗が買ってきたクリスマスツリーをリビングで組み立てる。
前に住んでいたアパートは狭くて置けなかったから、歩もだけど私も子供みたいに楽しんでツリーに飾り付けをした。
天使、星、玉、紅白の杖、ベル、サンタクロースなどのオーナメントは見ていて夢がある。
歩が絢斗に抱きかかえられてツリーのてっぺんに星をつけて完成。
私が部屋の電気を消して、絢斗が歩を下ろして電飾のスイッチを入れると、ツリーがピカピカ光った。
「クリスマスが待ち遠しいな。歩はサンタさんになにをお願いしたの?」
「美鈴の彼氏」
歩、絢斗になにを言ってるの~⁉
「あ、歩、前にも言ったけど自分のお願いにしなよ」
あたふたしながら注意する私とは対照的に、弟は平然と言い返す。
「だって、僕の一番の願いだよ」
「歩がそう願うなら、サンタさんもきっと叶えてくれるよ。もう叶ってるかもしれないけどね」
三人で夕食を食べると、絢斗が買ってきたクリスマスツリーをリビングで組み立てる。
前に住んでいたアパートは狭くて置けなかったから、歩もだけど私も子供みたいに楽しんでツリーに飾り付けをした。
天使、星、玉、紅白の杖、ベル、サンタクロースなどのオーナメントは見ていて夢がある。
歩が絢斗に抱きかかえられてツリーのてっぺんに星をつけて完成。
私が部屋の電気を消して、絢斗が歩を下ろして電飾のスイッチを入れると、ツリーがピカピカ光った。
「クリスマスが待ち遠しいな。歩はサンタさんになにをお願いしたの?」
「美鈴の彼氏」
歩、絢斗になにを言ってるの~⁉
「あ、歩、前にも言ったけど自分のお願いにしなよ」
あたふたしながら注意する私とは対照的に、弟は平然と言い返す。
「だって、僕の一番の願いだよ」
「歩がそう願うなら、サンタさんもきっと叶えてくれるよ。もう叶ってるかもしれないけどね」