目の上の義母(たんこぶ)
「…そっか〜。相手の人は…?同い年とか?」

「いや。6つ下」


それを聞いて、飲みかけていたドリンクを吹きそうになってしまった。


「むっ…6つ下…!?」


晴馬って、そんなに年下好きだったっけ…!?


6つ下ってことは、…24歳!?

少し前まで、大学生だったってこと…!?


わたしが、ポーカーフェイスでは隠しきれない表情をしていたからだろうか…。

晴馬は、お腹を抱えて笑った。


「この話したら、同じような反応される!『お前、ロリコンだな』って!」


べつに、ロリコンだとは思わないけど〜…。

まさか、晴馬がそんな年下にいくとは思わなかったから…つい。


晴馬のプライベートを根掘り葉掘り聞くつもりじゃなかったけど…。

いつの間にか、そうなっていた。



6つ下の24歳の婚約者とは、職場の人の紹介で知り合ったんだそう。
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