目の上の義母(たんこぶ)
当時、彼女はまだ23歳にもなっていない、初々しい社会人1年目だった。


初めは、ジェネレーションギャップも感じたそうなんだけど、何回かデートをするうちに意気投合。

相性もよく、付き合うことにしたんだそう。


晴馬の中では今の年齢的に、次に付き合う人とは結婚したいと考えていた。


そして、その彼女もまた、お母さんが自分を25歳のときに生んだらしく、自分もそうなりたいと思っていたんだそう。

だから、若くして結婚願望が強かった。


そのため、付き合って1年で晴馬がプロポーズし
、今に至る。



「今は、式場探しをしてるところ。たくさんありすぎて、もうわけわかんねぇっ」


そう話す晴馬の会話でさえも、右から左へ流れていくだけ。

晴馬が結婚するとわかってから、うまく話が入ってこない。
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