モテ男が私に溺愛?
 2人で歩いて、南駅前のカフェでごはんを食べることにした。

 昨日のことや勉強のことや、将来の夢を話した。
 山崎くんは、理学療法士を目指してるらしい。いい仕事だと思う。

 帰りは、
「危ないから。」
 と、アパートまで送ってくれた。

「そういえば、山崎くんのマンション、キレイだし広いよね。あんなマンションいいなぁ。」
 思い出したように話した。

「あそこは、じいちゃんが管理してるマンションなんだ。」
 山崎くんが答えた。

「そうなんだ。じゃあ、また、明日。」
「おやすみ。」

 私は山崎くんに挨拶をして帰った。
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