月下の恋人…missing


もじもじとうつ向いたままコーヒーに手を伸ばした時




『10時だけど…いいの?』



「……?」




クスッと意味深に笑う光にぃの、言いたい事が解らずにカップに口を着けながら見上げると



ニッコリと悪戯っぽい微笑みを浮かべていた。




『……学校』





んっ………学校!





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