空の色君の色
いつもどおり靴箱の前で待つ私。

今日は来ないかもしれない。

そう思ったとき


「奈月ー!」



みっ君と…金山さん。




「ゴメン。待った?」

「ううん。」

「野咲さん。私、光輝と帰るから。」

「お前何言ってるんだよ。」

「じゃぁ、野咲さん。私たち、二人で帰るから。」

みっ君はすごく迷惑そうな顔をした。

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