好きでいてもいいですか
私は優晴くんと気まずくなってから
久しぶりにバーブルースターに来た。
「いらっしゃい、美玲ちゃん。」
といって優しく迎え入れてくれたのはバーのオーナーの優也さん。
優晴さんのお父さんでダンディな叔父様という感じの男性。
私のこともよくしてくれて親子そろって優しい。
「優晴君終わるまで待ってていいですか?」
というとオーナーは
「いいよ、今日は早く終わりそうだから。」
と言って奥のカウンター席に案内してくれた。