好きでいてもいいですか

「み…れい…美玲。」
と呼ぶ声がする。

「うーん、優晴君だ。
どーしたの?」

「もう店終わりの時間だから起きろ。」

私は告白すると決めてから不安でいつもより飲んでしまった。
記憶があいまいなまま優晴くんに連れられて店を出た。

そして優晴くんの車に乗せられてまたそのまま寝てしまった。

(警戒心のかけらもないな…)
優晴君がそんなことを思ってるなんて…。

< 15 / 52 >

この作品をシェア

pagetop