好きでいてもいいですか

「はぁ、疲れたぁ」
と仕事終わりにバーブルースターに来た。

私、古谷美玲は実家のフルヤ食品の社長令嬢。
しかし、甘えはダメだと両親に言われ、勉強し自力で入社にこぎつけた。
いまだに会社のコネってゆう人もいるが、そう言う奴を見返すために日々努力している。


「お疲れ様、美玲ちゃん。」
といっていつも私のすきなカクテルをだしてくれたのは兄の親友の黒田優晴くん。

切れ目ですらっとした容姿で愛想も良く優しい。
彼目当てのお客さんもたくさんいるみたい。

そんな私も優晴君に一目惚れして早7年。
告白も出来ずに片思いをこじらせている。

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