好きでいてもいいですか

社長令嬢のため言い寄ってくる男はいるが、すべて金目当て。
そんなのすぐわかる。

でも、優晴くんだけは私に優しく接してくれた。
親友の妹として…。

いいんだ、こうやって会えるだけで。
その気持ちに蓋をする

近くを通った優晴くんに
「お代わりください。」
というと

「美玲ちゃん今日は飲みすぎ。
もうだめ。
送っていくからもう少し待ってて。」
と言われた。

まだちょっとしか飲んでないのに…。
まあ、優晴君が送ってくれるなら仕方ないか。

そう思い店をでて一人外で待っていると
ガラの悪い男性二人組が私に声をかけてきた。

< 3 / 52 >

この作品をシェア

pagetop