ゲームを通して出逢った彼
「あのさぁ、しょうくん。」
 私は、自分の気持ちを伝えることにした。

「何?」

「私、実は、不安だった。
 ゲームの中のしょうくんは、いい人で会話してても、楽しくて。
 でも、所詮、ゲームだから・・・って。
 でも、実際会ってみて、しょうくんは、ゲームの中のしょうくんと変わらなくて、とても楽しくて、居心地がよくて。」

 しょうくんは真剣に話を聞いてくれてる。

「私、しょうくんが好き・・・です。
 よかったら・・・」

『付き合って欲しい。』と言おうとしたところで、しょうくんは近づいてきていて、唇を奪われた。
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