君と、共に。(仮)
《??? side》
「それでは、新しい席を前に書くので、そこに移動してねー」
はぁ……。席どこになるんだろ……。
できれば後ろがいい。そして端のほう。
クラスでも極力目立たずにやり過ごしたい僕にとって、静かな場所になりたい。
あと、班のメンバーも大事だ。
静かなメンバーばかりだと気まずいし、うるさい人たちに囲まれるのも勘弁だ。
次々と張り出されていく名前の札。
あ、あれだ。
うわ……、真ん中じゃん……。
四人から三人で構成されている班が3×3で9班ある、という構成なのだが、
ちょうどど真ん中の班(5班)になってしまった……。
いや、班のメンバーが良ければまだ……!
えっと……、僕の前に〔高橋 沙弥〕、その右に〔和泉 こなた〕、僕の右に〔櫻井 優香〕、そして僕〔雨宮 時雨〕の札があった。
和泉は多分だがあの陽キャのことだろう。静かなメンバーだけじゃなくて良かったと思う。
高橋と櫻井は……分からん。
まぁ、なんとかなるか……。
「それでは、新しい席を前に書くので、そこに移動してねー」
はぁ……。席どこになるんだろ……。
できれば後ろがいい。そして端のほう。
クラスでも極力目立たずにやり過ごしたい僕にとって、静かな場所になりたい。
あと、班のメンバーも大事だ。
静かなメンバーばかりだと気まずいし、うるさい人たちに囲まれるのも勘弁だ。
次々と張り出されていく名前の札。
あ、あれだ。
うわ……、真ん中じゃん……。
四人から三人で構成されている班が3×3で9班ある、という構成なのだが、
ちょうどど真ん中の班(5班)になってしまった……。
いや、班のメンバーが良ければまだ……!
えっと……、僕の前に〔高橋 沙弥〕、その右に〔和泉 こなた〕、僕の右に〔櫻井 優香〕、そして僕〔雨宮 時雨〕の札があった。
和泉は多分だがあの陽キャのことだろう。静かなメンバーだけじゃなくて良かったと思う。
高橋と櫻井は……分からん。
まぁ、なんとかなるか……。