君と、共に。(仮)
《沙弥 side》
「沙弥と離れてたらどうしよう……」
「まぁまぁ、そんなに気を負わなくても」
今日は朝から優香が落ち込んでいる。
優香はこんなに可愛くて優しいから、きっと私以外の友達だって出来るはずなんだから、そんなに考えなくてもいいのにな……。
いや、けど優香はそういう所も可愛いんだけどね。
これだけ気にしてるのも、私のことをそれだけ好いてくれているから……だよね?
「沙弥は私と離れるの、寂しくないの?」
おっと、優香が可愛くて顔がゆるんでたかも。
というか、優香と離れるのが寂しくないとか……。
「そんな訳ないじゃん。私だってせっかく優香と同じクラスになったんだから、席だって近くが良いに決まってんでしょ」
私がそう断言すると、優香はへにゃ、とでも効果音のつきそうな、安心したような顔になった。
うっ……、その顔は反則だって……。
「沙弥と離れてたらどうしよう……」
「まぁまぁ、そんなに気を負わなくても」
今日は朝から優香が落ち込んでいる。
優香はこんなに可愛くて優しいから、きっと私以外の友達だって出来るはずなんだから、そんなに考えなくてもいいのにな……。
いや、けど優香はそういう所も可愛いんだけどね。
これだけ気にしてるのも、私のことをそれだけ好いてくれているから……だよね?
「沙弥は私と離れるの、寂しくないの?」
おっと、優香が可愛くて顔がゆるんでたかも。
というか、優香と離れるのが寂しくないとか……。
「そんな訳ないじゃん。私だってせっかく優香と同じクラスになったんだから、席だって近くが良いに決まってんでしょ」
私がそう断言すると、優香はへにゃ、とでも効果音のつきそうな、安心したような顔になった。
うっ……、その顔は反則だって……。