貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈
スマホを取り出すと、とりあえずみー君にメッセージを送る。
『今主任に送って貰ってるから、15分くらいで着くって』
そう送るとすぐに既読は付き、すぐさま返事が返ってきた。
『15分くらいってまさか車?密室に2人きり?大丈夫なの?送り狼になったりしない⁈』
ないない。私相手に何があるって言うんだろう。そんなことあり得ないのに。
『大丈夫だよ!主任はそんなことしないよ!』
電話だったらこの会話を聞かれてたと思うと、メッセージにしてよかった。そう思いながらまた返事を返すと、またすぐ返信があった。
『男はみんな狼なんだよ?』
吹き出しそうになり、私は慌てて口元を押さえる。いっちゃんやふう君はともかく、みー君は羊みたいな顔していったい何を言っているのだろうか。
『とにかくもうすぐ着くと思うから心配しないでね』
と送って返事を見ることなくスマホをバッグにしまい溜め息を吐いた。
「遅くなって叱られなかったか?」
私が溜め息など吐いてしまったからか、主任に心配そうに尋ねられる。
「いえ。それは大丈夫です。ちょっと変なこと言われてしまって」
『今主任に送って貰ってるから、15分くらいで着くって』
そう送るとすぐに既読は付き、すぐさま返事が返ってきた。
『15分くらいってまさか車?密室に2人きり?大丈夫なの?送り狼になったりしない⁈』
ないない。私相手に何があるって言うんだろう。そんなことあり得ないのに。
『大丈夫だよ!主任はそんなことしないよ!』
電話だったらこの会話を聞かれてたと思うと、メッセージにしてよかった。そう思いながらまた返事を返すと、またすぐ返信があった。
『男はみんな狼なんだよ?』
吹き出しそうになり、私は慌てて口元を押さえる。いっちゃんやふう君はともかく、みー君は羊みたいな顔していったい何を言っているのだろうか。
『とにかくもうすぐ着くと思うから心配しないでね』
と送って返事を見ることなくスマホをバッグにしまい溜め息を吐いた。
「遅くなって叱られなかったか?」
私が溜め息など吐いてしまったからか、主任に心配そうに尋ねられる。
「いえ。それは大丈夫です。ちょっと変なこと言われてしまって」