青色交差点
風呂敷ミュージアムは路地裏にある古民家カフェの地下にあった。なかなかたどり着けず、皆でああだこうだ言っているうちになんとか到着した。暑い中で歩きまくって疲れてしまったけれど隠れ家のようなその空間に一歩入った途端疲れは吹き飛んだ。

小橋さんが言っていた通り、風呂敷=渋いというイメージを覆す様々な柄・素材のものがあった。男子達も『こっちにいいのがある。』などと楽しそうだ。

店主のアラフォーくらいの女性が風呂敷の歴史や色々な形状のものの包み方について熱心に説明をしてくれ、私達も熱をもって聞いた。きっと学習発表はばっちりであろう。
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