島津くんしっかりしてください
「……先輩? 島津先輩いっちゃいましたよ?」
「ぁ……っ」
品川くんの声で我に返って、数回瞬きを繰り返す。
「それにしても島津先輩って笑えたんすね! なんならちゃんと話してるとこも初めて見ました」
「そう、だね……」
私も……あんな笑顔、初めて見た。
どこかふわふわと、夢見心地で。
緩く頷いた。
「あれ、先輩顔真っ赤ですけど、大丈夫すか?」
「っ~だ、大丈夫だよ」
指摘されて、慌てて緩み切った顔を引き締める。
しっかりしろ。
表情の管理を徹底して……。
目を閉じて数回深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。
「そういえばさ、先輩は当日どんなコスプレするんすか? やっぱメイドっすか?」
「え?……んー」
「ぁ……っ」
品川くんの声で我に返って、数回瞬きを繰り返す。
「それにしても島津先輩って笑えたんすね! なんならちゃんと話してるとこも初めて見ました」
「そう、だね……」
私も……あんな笑顔、初めて見た。
どこかふわふわと、夢見心地で。
緩く頷いた。
「あれ、先輩顔真っ赤ですけど、大丈夫すか?」
「っ~だ、大丈夫だよ」
指摘されて、慌てて緩み切った顔を引き締める。
しっかりしろ。
表情の管理を徹底して……。
目を閉じて数回深呼吸をし、気持ちを落ち着かせる。
「そういえばさ、先輩は当日どんなコスプレするんすか? やっぱメイドっすか?」
「え?……んー」