島津くんしっかりしてください
「あいつ前の三学年合同練習日からめちゃくちゃ練習頑張ってたからさ」
「え」
その言葉に、あの日の事を見られていたのかと一瞬お腹の底の方がきゅっとなった。
……見られてた?
私がキレて壁ドンしたり、他にもいろいろやらかしたこと……。
背中に冷たい汗を流しながら素知らぬ表情を作って、首を傾げてみる。
「あの日……? それと私に何の関係が?」
「いや? 俺が授業戻ろうとしてる時品川と陽平が誠ちゃんのとこに向かってたの見たからさ」
「なるほど……」
よし、見られてない。
心の中でこっそりガッツポーズを作り、それをおくびにも出さない態度で軽く頷いた。
「え」
その言葉に、あの日の事を見られていたのかと一瞬お腹の底の方がきゅっとなった。
……見られてた?
私がキレて壁ドンしたり、他にもいろいろやらかしたこと……。
背中に冷たい汗を流しながら素知らぬ表情を作って、首を傾げてみる。
「あの日……? それと私に何の関係が?」
「いや? 俺が授業戻ろうとしてる時品川と陽平が誠ちゃんのとこに向かってたの見たからさ」
「なるほど……」
よし、見られてない。
心の中でこっそりガッツポーズを作り、それをおくびにも出さない態度で軽く頷いた。