島津くんしっかりしてください
「島津くん、待たせてごめんね。今から夕食の準備するから」
「いやいや、待たせるなんてそんな。作ってもらう側なのにそんなわけないでしょ」
「まこちゃんー! 今日のごはんなにー?」
「うーん、冷蔵庫を見てから決めようかな。島津くん、キッチン借りていい?」
「もちろん」
冷蔵庫を覗いてみる、と。
「……島津くん。何も入ってないけど」
まさかのすっからかん。
家には必須の味噌さえ切らしている。
「えっ、そんなはずは……あ」
その時島津くんが声を上げて、メモのようなものを拾い上げる。
「『食料は私のラボに全部運んでしまったので今日の分は自分たちで買ってきてね♡』……はぁっ⁉」
「なるほど」
まぁ、仕方ないだろう。
研究中は外にご飯を食べに行くこともできないだろうし、食料をたくさんためておくというのも理解できる。
「いやいや、待たせるなんてそんな。作ってもらう側なのにそんなわけないでしょ」
「まこちゃんー! 今日のごはんなにー?」
「うーん、冷蔵庫を見てから決めようかな。島津くん、キッチン借りていい?」
「もちろん」
冷蔵庫を覗いてみる、と。
「……島津くん。何も入ってないけど」
まさかのすっからかん。
家には必須の味噌さえ切らしている。
「えっ、そんなはずは……あ」
その時島津くんが声を上げて、メモのようなものを拾い上げる。
「『食料は私のラボに全部運んでしまったので今日の分は自分たちで買ってきてね♡』……はぁっ⁉」
「なるほど」
まぁ、仕方ないだろう。
研究中は外にご飯を食べに行くこともできないだろうし、食料をたくさんためておくというのも理解できる。