クールな幼なじみ(将来の)旦那様は、私にだけ特別甘いようです。
奏くん……お耳、真っ赤だ……!!
「むしろ、俺の方が迷惑じゃない……?」
今度は捨てられてしまった子犬のようなお顔をして、私をじっと見つめてくる。
かわ、いいっ……!!
「迷惑なわけないよ……!!とっても、嬉しい……」
「じゃあ美都、俺と付き合って、くれるか?結婚してくれる……?」
「私なんかでよければ、ぜひ……!」
そう言うと、奏くんは再び私を抱きしめた。
「あっ……でも、美波さんは?」
「あんなやつ、知らない。俺の金目当てに寄ってきただけの女だ」
「そう、だったんだ……」
奏くんがそう言うなら、きっとそうだよね……。
「そんなことより……美都の、無自覚で鈍感なところも、好きだ」
「へっ?」
「俺、小さい頃からものすごく美都にアピールしてきたのに……それに気づかなかったんだろ?」
「あ、アピール……?ごめんね、てっきり私のこと妹みたいなものだと思ってて……」
「いや、いいんだ。そう言うところも可愛い」
っ!……やっぱり、奏くんは過保護すぎる!!
「むしろ、俺の方が迷惑じゃない……?」
今度は捨てられてしまった子犬のようなお顔をして、私をじっと見つめてくる。
かわ、いいっ……!!
「迷惑なわけないよ……!!とっても、嬉しい……」
「じゃあ美都、俺と付き合って、くれるか?結婚してくれる……?」
「私なんかでよければ、ぜひ……!」
そう言うと、奏くんは再び私を抱きしめた。
「あっ……でも、美波さんは?」
「あんなやつ、知らない。俺の金目当てに寄ってきただけの女だ」
「そう、だったんだ……」
奏くんがそう言うなら、きっとそうだよね……。
「そんなことより……美都の、無自覚で鈍感なところも、好きだ」
「へっ?」
「俺、小さい頃からものすごく美都にアピールしてきたのに……それに気づかなかったんだろ?」
「あ、アピール……?ごめんね、てっきり私のこと妹みたいなものだと思ってて……」
「いや、いいんだ。そう言うところも可愛い」
っ!……やっぱり、奏くんは過保護すぎる!!