私が好きになったのは芸能人?!
しかも私のこと名前で呼んだ?
なんで知ってるんだろう…?
まさか芸能人に名前を呼んでもらえるなんて…
こんなことがあっていいのかな
「よ、よろしくお願いします」
私は思わず立ち上がり、頭を下げながら挨拶をした
「秋にそんなことしなくてもいいよ、適当でいいんだよ」
「あぁ〜!陸ちゃんそれはないよ!適当って僕、寂しいよ!」
秋ちゃんは陸くんが言ったことに怒っているだけど、本気じゃないのは聞いてて分かる
「で、この食べ物は何?」
和くんが私たちの目の前にある食べ物を見て言った
ほとんど私たちで食べちゃったんだけどね
それでもまだまだある
「頼んだんだけど、2人じゃ多かった
2人も腹減ってるだろ?食ってくれ」
2人が目を見開いていた
「陸…食べたのか?」
和くんが陸くんに言った
「あぁ…食べても食べてもあるぞ」
「減量中だからって怒ってた陸ちゃんが…!」