私が好きになったのは芸能人?!

私の頭に手を置く和くん

和くんって優しいのか意地悪なのか分からないよ〜!
ドキドキしちゃうじゃん…


「でももう、出たんだから離してもいいんじゃない?」


陸くんが私たちを見て言った

そうだった、まだ繋いでたんだった


「そうだね、でも怖かったらいつでも言ってね?」


そう言って、和くんは手を離した


「もう怖くないから大丈夫だもん!」


いつまで言うのよ〜!
私頑張ったもん!





「雛!そろそろ行かないと集合時間に間に合わないかも!」


音がスマホを見て言った

私も腕時計で時間を確認する

そこには集合時間の15分前を指していた


「やばっ!行かないと!音!走るよ!
 陸くんは?バスで帰らない…よね?」


陸くんに聞いてみた


「うん、そうだね、秋たちと帰るよ
 またね朝比奈、矢野さん」

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