私が好きになったのは芸能人?!
「僕も一緒にいいかな?」
私たちの話を聞いていた陸くんが声をかけた
「うん、いいよ!
雛もいいよね?」
それはもちもん
「うん、いいよ」
「よかった」
こうして陸くんと音と一緒に勉強することになった
でもどこで勉強しよう…
さっき思い浮かんでいたところは厳しいよね…
「そしたら先生から僕らだけの教室を用意してもらってるからそこでやる?」
「こんなところあるの?」
私たちは陸くんが言っていた教室にきた
そこは、校舎の隅にあり、私たち生徒がほとんど通らないところにあった
「ここなら、誰にも見つからないかなって」
確かに私たちも知らなかったんだから他の人も知らないと思う
「どうして、陸くんたちのために先生は教室を用意したの?」
音がなんでって顔で陸くんに聞く