私が好きになったのは芸能人?!
「朝比奈さん!」
ん?
「和くんどうしたの?
あっ!もしかして忘れ物しちゃってた?!」
私は鞄の中を見る
「ううん、違うんだ、送って行こうと思ってね」
「でも私、自転車で…」
さっき断ったんだけど…
「車じゃないよ、僕自転車はないけど歩いて行こうと思って
遅くなっちゃうかもしれないけど…いいかな?」
えっ…いいの?
「和くんはいいの?」
「うん、もちろん」
なんて優しいの…
ほんと、こういうところが好きだなぁ…
「ありがとう!じゃあお言葉に甘えてお願いします」
「じゃあ行こっか」
和くんは私に微笑みかけ一緒に帰ることになった