私が好きになったのは芸能人?!
なんだろう、ほんのちょっぴりだけどいいのかなって思えてくる
私の周りにいる人はみんな優しい…
「ちょっと考えてみる…」
私は音に挨拶をし自分の席に行く
相変わらず陸くんの周りには人がいるわけで
いつになったらこれが無くなるのかな…?
私は人をかき分けて自分の席に着く
後ろからは陸くんに話しかける声が聞こえる
「陸、今日も勉強教えてくれよ!」
「私も!」
「陸くん頭いいんでしょ?!」
「私も教えてほしい〜!」
やっぱり陸くんに勉強を教えてもらいたい人がたくさんいるんだね
そんな中私は陸くんに長い時間教えてもらっていたなんてみんなに知られたら怒られそう…
「ごめんね、僕、教えなきゃいけない子がいるんだ
その子なかなかできなくて僕じゃなきゃだめなんだ」
陸くんは申し訳そうにみんなに謝っている
「その子って誰?!」
「気になる!」
「あ!分かった!秋ちゃん?!」