私が好きになったのは芸能人?!
*一緒にいるためには…?*
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン…
私はチャイムの音で目を覚ます
「ん…ん〜…」
チャイムだ…
机から起き上がる
今何時…
私は顔を時計のある方へ向ける途中で隣に人がいるのが分かった
「おはよ」
陸くんが机にうつ伏せになりながら顔をこっちに向け声をかけた
「なんでいるの…?」
「なんでって俺が呼び出したんだろ」
あ…そうだった、私呼び出されたんだった
呆れている陸くん
「今、何時だと思ってんだよ、寝過ぎだ」
「だってテスト勉強してたら寝る時間があまりなかったんだもん」
昨日は夜中まで勉強して寝る時間がなかった
「まぁそんなことだろうとは思ってたけどさ、こんなに寝るか?普通」
時計を指差す
「え、私そんなに寝てたの…?」
もとはといえば陸くんがすぐに来てくれなかったからじゃない