私が好きになったのは芸能人?!


申し訳なさそうに言ってくる




私、特にやることないし大丈夫かな?


「うん、行ってくるよ
 何を買ってくればいい?」


私はその子に買ってくるものを聞いた

他にも無くなったものがあるようで他の子からも色々お願いされる



まぁ、自転車で行けば荷物は大丈夫かな?



私は一通り聞いて教室を出た



まずはあの店に行って…その次はあそこかな…



頭の中で順番を決める



「雛ちゃん!俺も一緒に行くよ!」



昇降口まできたところで春くんに声をかけられる


「春くん、私なら大丈夫だよ?
 自転車もあるし」

「でも1人よりも良いだろ?
 やることもないしさ、一緒に行かせてよ」


爽やかな笑顔で私を見る

優しいんだなぁ…


「ありがとう、ではお言葉に甘えて一緒にお願いします」


私は春くんにお礼のお辞儀をする


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