私が好きになったのは芸能人?!
裏方の準備が終わり、あとは接客の人たちをくるのを待つだけになった
その間、桃ちゃんと一緒に話をした
「雛ちゃんは好きな人とかいるの?」
目をキラキラさせて聞いてくる
私は一人の人を思い浮かべる
「好きって気持ちがどういうのか分からないけど
私の中で、一緒にいたいって思う人はいるよ
その人の声を聞くと安心するの」
みんなとは違うドキドキがその人とはある
「へぇ〜!雛ちゃん、それが恋なんじゃないの?」
桃ちゃんが私に微笑みかける
えっ…これが恋なの?
そっか、私もう恋してたんだね
「その人に想いが通じるといいね」
桃ちゃん…
「ありがとう」
本当にいい子だよ
「私は何もしてないよ、聞いてみただけだもん」
「桃ちゃんありがと〜!」