私が好きになったのは芸能人?!


私?全然分からなかった…



「朝比奈には遠回しに言っても伝わらないもんな」

「私だって分かるもん」

「じゃあ…」




陸くんが机から降り、私の隣の椅子に座る



そして私の顔に陸くんの顔が近づいく





ちょっと待って!

このままだと…!



口があたっちゃうよ!




当たりそうなところで陸くんが止まる


私の心臓はドキドキしている



聞こえちゃうよ…!



陸くんが口を開く




「これでも好意がないって思う?」






それをこんな時に言われてもっ…!



「陸くんは…!こういうこと女子にいつもしてるのっ…?」



陸くんの吐息が私の顔にかかる


そして陸くんの甘い香水の香りが私の鼻をかすめる







この匂い…私好きなんだよね…


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