私が好きになったのは芸能人?!


「…それは、恥ずかしくてあんまり言いたくない…」


恥ずかしいって普段色々な衣装着てるのに



「ヒントもだめ?」



せめてどんなのかだけでも…



「だめ」



そんなに恥ずかしい衣装なのかな?

そのあといくら聞いてもヒントすら教えてくれなかった




ケチ…



「いいもん、明日見るもん」

「…そうしてくれ」




私は陸くんの顔を覗き込む



「ん?どうした?」



優しく頭を少し傾けて聞く




かっこいいなぁ…


「おいで?」



陸くんは立ち上がり私の手をとって抱きしめた



「陸くんって暖かいね…」

「そうか?あんまり分からないけど」




陸くんの頭にはてなが浮かんでいるのが分かった




「フフッ」

「なんだよ?」





「陸くん、大好きだよ」





言いたくなった

何度でも、何度でも…



「俺も好きだよ」



そして、私たちはまた甘くて優しいキスをした




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