私が好きになったのは芸能人?!
「どうかな?」
恥ずかしそうに言う陸くんは…タキシードを着ていた、結婚式にいる新郎さんの衣装 …
銀色のタキシードを着ていて、髪も半分かきあげられてる
わぁ…かっこよすぎですよ…
男子も見とれちゃってるもん
「かっこいい…」
「雛が素直に言うなんて珍しいね」
だって、こういうのはあんまり見たことないんだもん
かっこよすぎて、他に言葉が浮かばない…
陸くんは一瞬にしてみんなに囲まれている
「みんな、ありがとう」
陸くんがみんなにお礼を言う
そんな中、目が合った
あっ
陸くんはこっちに向かってくる
やばい…体が動かない…
「陸くん、似合ってるよ!これじゃあまたモテちゃうんじゃない?」
「矢野さん、勘弁してよ?僕は1人しか興味ないから」
「その1人は今、こうして固まっちゃってるんだけどね?」
陸くんと音が私の方を見る