私が好きになったのは芸能人?!
私はカーテンの影から表を見る
私たちのクラスにはたくさんの人達で溢れていた
入りきらなくクラスの外で並んでいる人もたくさんいる
なんでこんなに並んでるかって…それはやっぱり…
「陸くんかっこいい〜!」
「陸くんに接客してもらいたいよっ!」
陸くん目当ての女子がたくさんいるから
私たちの考えは当たっていた
でも、陸くんだけじゃない
「おい、あの子可愛くないか!」
「おれはやっぱりあの巫女ちゃんがいいな」
音も視線を集めている張本人
そんな2人はせっせと接客をしている
一人一人に対応してると時間がかかっちゃうからすぐに別のテーブルに行く…ようにはなってるんだけど…
でもすぐに帰してくれるわけもなく…
「陸くん!写真撮っていい?」
「すみません、写真はダメなんです、その代わり少しだけ話をしてくれますか?」
陸くんはよく女子に捕まっております…
陸くんの笑顔が女子たちの目線を奪う
「は、はい…」