私が好きになったのは芸能人?!

この時間で仲良くなった三上さんが私に声をかける


「ううん、これしか作らなくてごめんね?」

「そんなことないよ!オムライスはもう雛しか作れないんじゃないかってくらいの注文量なんだから!」


いやいや、私上手く作れる人はいると思うけど…

それにずっとは腕が疲れちゃうよ


「ありがと三上さん、頑張ろうね!」

「うん!莉緒でいいよ!あと20分頑張ろう!」

「莉緒、ラストスパート頑張りますか!」



2人で気合を入れて残りの時間を頑張った



「みんな〜!交代だよ〜!」

次の当番の人たちがくる

今度はちゃんとみんないるみたい

それにさっき来るはずの子も一緒に来ていた
この後の1時間に一緒にやるみたい


「すまん!時間間違えてた!朝比奈さん、ごめんなさい」


私に頭を下げて謝ってくる


そんなに謝らなくても


「大丈夫だよ、お客さんたくさんいるから頑張ってね」



私はその子と交代した


さて…どうしよう


音も陸くんもいないし、とりあえずあの教室に行けば会えるよね?


私はいつもの教室へ向かった







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